Rapport-i（ラポール i）

かかりつけ歯科の時代では、歯科医師と患者さんだけでなく、ご家族の方も交えたコミュニケーションがより重要になってきています。

そこで「Rapport-i」では、
その３者がひとつの円形のテーブルを囲むことで、
自然と会話が生まれるようにデザインしました。

”もっと話せる、もっと伝わる、もっと分かり合える”「Rapport-i」が生むのはまさにそんな空間です。

特長・機能

心も動かす、”シーン”に合わせた　”４つ”のポジション

マルチカウンセリング

患者さんのチェアが円形のカウンセリングカウンター方向に向くことで、保護者や付き添いの方も交えた”3者”でのカウンセリングが可能です。
保護者や付き添いの方へも一緒に治療方針の計画や診断画像などの情報共有ができ、インフォームド・コンセントのための、さらに円滑なコミュニケーションを取る事が可能になりました。
また、カウンセリングポジションに移行すると、連動して円形カウンセリングカウンターが患者さん側に近づき、置かれた資料や、モニターを使っての説明がスムーズに行えます。

治療・ケア

チェアを回転させることで、幅広い治療ポジションに対応します。
足元のジョイスティックスイッチで、チェアの回転ロックを解除すれば、手動でチェアを±10゜の範囲で回転させることができます。
+10゜ポジションでは8時位置での施術がより快適に行えます。
また、-10゜ポジションでは4ハンド診療時の広いアシスト領域を確保します。
チェアの回転角度を含めた2つのポジションをプリセットスイッチ(1、2)に記憶できます。

ブラッシング指導

保護者や付き添いの方を交えて、ブラッシング指導を行うことができます。
サイドチェアに座っている保護者からも見やすく、患者さんと一緒に正しいホームケアを学んでいただけます。
歯ブラシやペーストのほか、舌クリーナーや、粘膜用のスポンジ、保湿ジェルなど、指導に必要なものを、カウンセリングカウンターに準備していただけます。

対面～検査・義歯調整

チェアを術者側に回転させることで、ドクターは大きく動くことなく、患者さんの6時位置に入ることができます。
嚙み合わせや顎関節の動きの確認、また義歯の調整、試適の繰り返しも少ない動きでスムーズに行えます。
患者さんとの距離を取れるため、全体のバランスも確認しやすくなります。
車椅子の患者さんを、術者側から導入される際にも、お使いいただけるポジションです。

３者の強い連帯感を印象付ける、ツートーンデザインのチェア

チェアの特長

パワーヘッドレスト

電動式のヘッドレストです。治療中に足元のジョイスティックスイッチで手を使わずヘッドレストの角度を変えられるので、衛生的です。

2関節ヘッドレスト［オプション］

手動式のヘッドレストです。可動範囲が広く、様々な体型の患者さんに対応します。

レッグレスト

スライドフットレストを採用。内側に傾斜させた形状は、患者さんの乗り降りを優しくサポートします。

ジョイスティックスイッチ

チェアの回転ロック・ロック解除、ヘッドレストとチェアの昇降やリクライニング操作が手を使わずに足元で操作可能です。
※オプションで合計3本まで装備可能です。

回転式アームレスト

アームレストが回転し、チェアサイドからの乗り降りがスムーズにできます。車椅子の患者さんや体が不自由な患者さんでも楽に座っていただけます。

ステップ

ステップの両サイドに衝突探知スイッチを装備し、
物や足などに衝突した際にはチェアの回転を停止します。

保護者や付き添いの方が座るためのサイドチェア

サイドチェア［オプション］

側面にはカバンなどを収納できるスペースを設けています。
〈収納有効寸法〉
W300×D480×H335㎜

様々な治療に対応する、機能的でコンパクトなドクターユニット

ドクターユニットの特長

インスツルメントホルダー

使い勝手に合わせて角度を調整することができます。
スリーブは着脱可能で、清掃性を向上させました。

フットコントローラー

横スライドと踏み込みでの制御が可能なフットコントローラー。ハンドピースの出力調節が足元でこまやかに操作できます。オプションで置き場所の自由度が高いワイヤレスタイプもお選びいただけます。

操作パネル

厳選されたポタンを機能的に配置。
表現豊かなインジケーターとの組み合わせが直感的な操作を可能にします。

ドクターキャビネットの特長

カウンセリングカウンター

円形のカウンターはチェアポジションの変化に連動して、作動します。

ドクターカウンター

ドクターユニットのテーブルトップと併せて使うことで、治療時の広いワークスペースを確保します。

その他の特長

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PCボックス

PCをスッキリと収納することができます。
＜有効寸法＞
W480×D150×H420mm

モニターブラケット［オプション］

液晶モニターを、患者さんにもドクターにも見やすい位置までスイングさせることができます。
※モニターは製品に含まれていません。

①USB端子
②エアー用サービスカプラー［オプション］

シンプルなフォルムが、機能性を際立たせるカスピダーユニット

カスピダーユニットの特長

センサー式コップ給水

紙やプラスチック、ステンレスなど、様々な材質のコップを感知し、常に一定量で止まるセンサーを搭載しました。さらに給水と連動して、ボウル洗浄も行います。

アシスタントトレイ

根管長測定器、う蝕診断器などの診療機器を置ける
スペースを確保しました。
（最大荷重1kgf)

電動回転式スピットンボウル

チェアのポジション変化に連動して、ボウルが回転します。
また必要に応じて手動で回転も可能です。
高級感のある陶器製のボウルを採用しています。

メンテナンスパネル

シリンジの水・エアー、コップ給水、ポウル洗浄の調節ノブを集約しています。
カバーを装備し、清掃性・デザイン性を向上させました。

ティッシュボックス付きトレイ［オプション］

患者さんのメガネや財布などを置いていただける、ティッシュボックス付きのトレイです。
厚さ6cmまでのボックスティッシュに対応します。
※ユニットマウントタイプのライト選択時のみ搭載可能です。

LEDインジケーターでスマートにユニットの状態を確認

ユニットの状態を光の色で知らせるインジケーター

光を使ってユニットの状態を伝えるインジケーターを搭載。コップ給水ノズルの一部が特定の色で発光することでユニットの状態をすばやく確認できます。

通常モード

全てのチェア操作が可能な状態を示しています。

チェアロックモード

カウンセリングポジションやスピットンポウルを回転させたうがいの状態、またフットコントローラー使用時などチェア操作ができない状態を示しています。

メンテナンスモード

コップ給水装置のセンサーがOFFになった状態を示しています。清掃時などに使用するモードです。

※LEDインジケーターはあくまでも目安です。
　操作を行う場合は周囲の安全をご確認の上、正しくご使用ください。

カラーバリエーション

患者用チェアと保護者の方に座っていただくサイドチェア、そしてオペレーティングスツールを、同じツートーンカラーでコーディネートしていただけます。

シートカラー（ES）：全7色

シートカラー（ファブリック）：全6色

カウンセリングカウンター：全2色

ドクターカウンター：全2色

◎製品の仕様・デザインは、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
◎お使いのモニター設定、お部屋の照明等により色は実物と多少異なることがあります。
◎製品の寸法、質量等の表示には、若干の誤差を含んでいます。

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