アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第35回受賞 2023/10 受賞者 春日 早紀さん(徳島県・川原歯科医院 勤務)

2023.11.05
受賞されました春日早紀さん

2023年10月13日(金)14日(土)に長崎県の出島メッセ長崎にて第66回秋季日本歯周病学会学術大会が長崎大学大学院医歯薬学総合研究科歯周歯内治療学分野の吉村篤利教授を大会長として開催されました。 

弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の第35回受賞者に、徳島県の川原歯科医院にご勤務の春日早紀さんが選出されました。この度受賞された春日早紀さんは、日本歯周病学会第66回春季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「広汎型慢性歯周炎の16年経過症例」と題し発表されました。 

ここに、栄えある第35回ベストデンタルハイジニスト賞を受賞されました春日早紀さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。 

この度はベストデンタルハイジニスト賞という栄誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。 
またこのような表彰の場を設けていただきましたこと、日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の皆様に心よりお礼申し上げます。 

今回、広汎型慢性歯周炎の16年経過症例について発表させていただきました。 
本症例は、歯周治療において重要となるセルフケア、喫煙のリスクに関心を示さず、さらに包括的な治療への協力が得られなかった患者に対して、いかに患者のモチベーションを構築していくかが課題となった症例でした。 

また、口腔内に関心を持ってもらうために、歯石や炎症部位を舌で感じてもらい、デンタルエックス線や口腔内写真、歯周組織検査結果を時系列で見せることで、病状の安定および患者との信頼関係の確立に至ったと考えます。 

本症例は、私が16年の長期に渡って担当している症例です。歯周基本治療からSPTに至るまでの一連の流れを学んだ、そして、今後も学び続けていく症例の1つだと考えています。 また、その期間中に自身の産休を2度取得しており、当院のスタッフに多大な協力を得て経過を見続けている症例でもあります。 

今後も臨床的かつ客観的に評価し、歯科衛生士としての歯周治療のアップデートおよび得られた知見を発信していく所存です。 
最後に本発表にあたりサポートしてくださった、川原歯科医院スタッフ、それを支えてくださった企業の皆様に厚くお礼を申し上げます。 

春日早紀さん、第35回ベストデンタルハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
春日早紀さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストデンタルハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストデンタルハイジニストアワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。