アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第29回受賞 2020/10 受賞者 小林 梨江さん (はら歯科医院)

2020.10.01

2020年10月15日(木)から10月17日(土)の日程で、第63回秋季日本歯周病学会学術大会が神奈川歯科大学口腔統合医療学講座歯周病学分野三邉正人教授を大会長として開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大影響により、春季と同様、学術学会の現地開催は、やむなく断念しWEB開催となりました。
弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の第29回受賞者に、岡山県はら歯科医院にご勤務の小林梨江さんが選出されました。この度受賞された小林梨江さんは、日本歯周病学会第63回春季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「患者の生活環境と全身状態の変化に配慮した慢性歯周炎の15年経過症例」と題し発表されました。
今回、コロナの影響で授与式を開催することが出来ませんでしたが、ここに栄えある第29回ベストハイジニスト賞を受賞されました小林梨江さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。

「この度は,このような栄誉ある賞をいただけたことを大変光栄に思っております。
日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
今回、初診時から15年に渡り、良好な口腔状態を維持できている症例を発表いたしました。この間、患者様の全身疾患や生活背景の変化に合わせた配慮と対応を行ってきました。歯周基本治療を終了後、SPTに移行し継続的に受診してもらう中で、患者様の口腔状態や些細な言動の変化に気が付いたことが、認知症診断の発端となりました。本症例から、口腔内だけではなく患者様の全身的な変化にも目を向けることが重要だと学びました。
本発表にあたり、ご協力やご指導をいただきました、国立療養所邑久光明園の新井英雄先生、はら歯科医院の原哲也院長に心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も患者さんの口腔だけでなく全身の健康のサポートが出来る歯科衛生士を目指して、より一層研鑽に励んで参りたいと思います。この度は誠にありがとうございました。」

小林梨江さん、第29回ベストハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
小林梨江さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。