AUGE SOLIO ZCM
[CT/パノラマ/セファロ]
特長・機能
高精度撮影を可能にする5つの特長
画像の歪みを解消する「ワイドアーム設計」
ワイドアームにより、透過するX線が平行に近い線を描き、歪みのない高精度な画像を得ることができます。
モーションアーチファクトを防ぐ「ヘッドサポートシステム」
患者さんに負担をかけず、頭部を確実に固定するヘッドサポートを導入。ブレによる画像の影響を限りなくゼロにし、高精細画像を実現します。
CT撮影エリアの上下移動が可能な「CTポジションシステム」
患者さんの位置付け後、CT撮影機構の上下動をワンタッチで行えます。
患者さんを動かすことなくCT撮影エリアの上下調整を行えるため、患者さんとオペレーターの負担を大幅に軽減します。
CT撮影エリアを正確に設定できる「予備撮影機能」
CT撮影エリアの前後・左右・上下方向で撮影位置補正ができる予備撮影機能により、CT撮影エリアを正確かつ確実に設定できます。
設定後は、撮影機構が自動的に補正位置へ移動し、目的の診断領域を確実に撮影できます。撮影位置設定ミスによるCT再撮影を防ぎます。
鮮明な画質を実現する「360度撮影」
金属物によるアーチファクトを低減するために、360度回転する撮影方式を導入。
撮影角度が大きいほどアーチファクトによる画像への影響を抑え、シャープで高精細なCT画像を提供します。
※患者さんの位置付けによっては270度の場合もあります。
充実の4機種をラインナップ
歯科用CT(CBCT・コーンビームCT)について
一般的な医科用CT(MDCT)は、多方面からのエックス線を扇状(ファンビーム)に照射しますが、歯科用CTでは円錐状(コーンビーム)のエックス線を照射して撮影します。
医科用CTに比べて、歯科用コーンビームCTは高解像度・被曝線量が少ない・金属アーチファクトが少ないなどの利点があります。
NEOSMART(CT画像再構成機能)オプション
CT撮影後に、かんたんな操作で様々な画像再構成を行うことが可能です。
金属アーチファクト軽減
独自のMARアルゴリズムにより、インプラント等による金属アーチファクトを軽減することが可能です。360°撮影と合わせて、よりアーチファクトの影響の少ない画像を得ることができます。
高精細画像再編成
FOVを縮小することで、ボクセルサイズの小さな、通常より高精細な画像を得ることができます。
撮影した画像を用いるので、再撮影を行う必要がありません。
シャープ
鮮明な画像になります。
スムース
滑らかな画像になります。
散乱線補正
硬組織の輝度値を安定させます。
ビームハードニング補正
インプラントのフィクスチャ間のアーチファクトを軽減させます。
※各撮影モードによって、使用できる機能に制限があります。
トモシンセシス機能(Tomosynthesis)
トモシンセシスモードのパノラマ撮影では断層幅30mmのデータを取得でき、位置付けの失敗による、前歯部のボケを鮮明に表示することが可能です。
※小児・オルソでは、パノラマ画像データの取得領域が異なります。
・断層幅30mmの領域の画像データから、前歯部の最適な断層位置で自動表示ができます。
・パノラマ撮影軌道を前歯部と左右歯部ごとに調整でき、患者さんの歯列形状にあわせた画像を表示することができます。
※保存した軌道の修正はできません。
・1mm間隔31枚の画像データから、より鮮明な画像を表示できます。
デンタル切出し
10・14枚法でのデンタル画像の切出しができます。
切り出し領域の設定や画像の修正ができます。
薬事情報
販売名 | 一般的名称 | 医療機器認証番号 | クラス 分類 |
特定 保守 |
設置 管理 |
製造販売元 |
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オージェソリオ シリーズ |
アーム型X線CT診断装置、デジタル式歯科用パノラマX線診断装置 | 224AABZX00077000 | 管理 | 該当 | 該当 | 朝日レントゲン工業株式会社 |
製造販売元
朝日レントゲン工業株式会社
〒601-8203 京都府京都市南区久世築山町376-3