アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第28回受賞 2020/05 受賞者 江部 由佳梨さん (鹿児島大学病院臨床技術部歯科衛生部門)

2020.05.01

2020年5月28日(金)より5月30日(土)まで、ビックパレット福島におきまして、第63回春季日本歯周病学会学術大会が奥羽大学歯学部歯科保存学講座歯周病学分野高橋慶壮教授を大会長として開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大影響により通常開催を行えずWEB開催となりました。
弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の第28回受賞者に、鹿児島大学病院にご勤務の江部由佳梨さんが選出されました。この度受賞された江部由佳梨さんは、日本歯周病学会第62回秋季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「非外科的歯周治療により改善がみられた薬物性歯肉増殖症を伴う慢性歯周炎患者の1症例」と題し発表されました。
今回第63回春季日本歯周病学会が残念ですがコロナの影響で授与式を開催することが出来ませんでしたがここに、栄えある第28回ベストハイジニスト賞を受賞されました江部由佳梨さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。

「この度は、このような栄誉のある賞をいただき、大変光栄に思っております。
日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
今回の症例の患者様は、慢性歯周炎と薬物性歯肉増殖症を併発しており、歯列不正もきたしていました。血圧コントロールも困難であり、多忙で来院時間も制限されていましたが、徹底したインフェクションコントロールとTBIによって、歯周組織の改善だけでなく、歯列の改善も図ることができました。TBIでは一方的な指導にならないよう配慮し、時には時間をかけて患者様にも考えていただきながら指導を行ったことで、患者様が主体的に歯科口腔保健行動を実施できるようになったのではないかと思っております。
また、この症例を通じ、薬剤による歯周組織への影響や、実施する指導や治療についての内容を論文やガイドライン等でひとつひとつ確認をしながら、患者様に合った関わり方を見つけていくことの大切さを学ぶことができました。
本発表にあたり、ご指導いただきました鹿児島大学病院歯周病科の野口和行教授、川上克子先生、さな歯科医院の迫田賢二先生、また、歯科衛生部門のスタッフの皆さんには心より感謝申し上げます。
今後もエビデンスに基づきながら、患者様に応じたケアを実践できるよう研鑽を積んでまいりたいと思います。この度は誠にありがとうございました。」

江部由佳梨さん、第28回ベストハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
江部由佳梨さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。