アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第26回受賞 2019/05 受賞者 上田 順子さん (東京都立心身障害者口腔保健センター 勤務)

2019.05.01
受賞された上田順子さん

受賞された上田順子さん

受賞された上田順子さん(左)、坂上竜資先生(右)

受賞された上田順子さん(左)、坂上竜資先生(右)

2019年5月24日(金)より5月25日(土)まで、神奈川県民ホールにおきまして、第62回春季日本歯周病学会学術大会が鶴見大学歯学部 歯周病学講座の五味
一博教授を大会長として開催されました。弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の第26回受賞者に、滋賀県・川南歯科医院にご勤務の上田順子さんが選ばれ表彰されました。この度受賞された上田順子さんは、日本歯周病学会第61回秋季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「重度広汎型歯周炎の20年経過症例」と題し発表されました。25日(土)の授与式では、日本歯周病学会歯科衛生士関連委員会委員長の坂上竜資先生より表彰状、奨励金ならびに記念のクリスタルトロフィーが手渡されました。

ここに、栄えある第26回ベストハイジニスト賞を受賞されました上田順子さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。

「この度は、大変名誉ある賞をいただき、タカラベルモンド株式会社様並びに歯周病学会関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。ポスター会場には多くの方々に足を運んでいただき、貴重なご意見やご祝辞を賜り誠にありがとうございました。
本症例は、患者様の歯を大切にしたいという思いを叶えるために、私なりにその思いに寄り添い、20年に及ぶ経過を観察することができました。初期治療時には重度であった症状が少しずつ改善し、いくつかの問題を残しながらもこれまで喪失した歯が1本もないことから、SPTの重要性を患者様と共に実感できた症例でした。私は予防業務に携わる臨床歴が今年で37年目に入ります。これまで多くの患者様と長期的に関わり、その経過資料が残っていることは、歯科衛生士にとって大切な財産だと思っています。アナログ時代の膨大な資料を後世に残すことに限界もあり、今後もポスター論文という形に症例を積み上げていくことを歯科衛生士人生終盤の課題にし、後輩衛生士に引き継ぎたいと思っています。
最後に患者様と長期的に関われる仕事環境を整え、これまでご指導下さった川南俊作・雄作先生に感謝申し上げます。」

上田順子さん、第26回ベストハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
上田順子さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。