アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第10回受賞 2011/05 受賞者 松盛 恵美さん (医療法人エムアンドエム グリーン歯科クリニック勤務)

2011.05.01
(写真左)受賞の松盛恵美さん(中)、渋谷俊昭先生(右)、弊社須貝医療事業本部長(左)

(写真左)受賞の松盛恵美さん(中)、渋谷俊昭先生(右)、弊社須貝医療事業本部長(左)

受賞の松盛恵美さん

5月27日(金)・28日(土)福岡国際会議場におきまして、第54回春季日本歯周病学会総会及び学術大会が開催されました。弊社スポンサーシップにより制定されています「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の記念すべき第十回受賞者に、医療法人エムアンドエム グリーン歯科クリニックにご勤務の松盛恵美さんが選ばれ表彰されました。

松盛恵美さんは、第53回秋季日本歯周病学会学術大会のポスター発表で「非外科的治療によって安定した歯周状態が得られている広汎型侵襲性歯周炎の一症例」と題した、歯周外科治療を行わずに、プラークコントロールを重視した歯周基本治療と短間隔のSPTによって歯周組織に著名な改善が得られた広汎型侵襲性歯周炎患者の症例を報告されました。

恒例である歯科衛生士教育講演の前に行われた受賞式では、歯科衛生士関連委員会委員長の渋谷俊昭先生より表彰状が手渡されました。また、弊社常務取締役須貝辰生医療事業本部長から「ひじょうに厳しい時代ではありますが、こういう時代においても社会に貢献できる職種がいくつかあります。間違いなくそのひとつが歯科衛生士という仕事だと思います。歯科医師とはまた別に、歯科衛生士の皆さんを必要とするたくさんの患者さんが来院され、ご活躍をされていることと思います。そんな歯科衛生士の皆さんを、タカラベルモント株式会社はこれからも応援して行きたいと思います。ぜひここにお集まりの歯科衛生士の皆さんのより多くの方にもこのベストハイジニスト賞にチャレンジして頂きたいと思います。松盛恵美さん、本日はベストハイジニスト賞の受賞本当におめでとうございました。」とのメッセージとともに、奨励金と受賞者の皆さんに好評のクリスタルトロフィーを授与させて頂きました。

また、第5回ベストハイジニスト賞受賞者の佐藤昌美さんが立ち上げられたWeb
http://shikaeiseisi.netの突撃インタビューを受けられるハプニングもありました。

受賞されました松盛恵美さんからのメッセージをご紹介します。

「今回「非外科的治療によって安定した歯周状態が得られている広汎型侵襲性歯周炎の一症例」を、ベストハイジニスト賞として評価して頂き大変光栄に思っております。私の勤務するグリーン歯科クリニックでは、歯科医師と歯科衛生士が連携して積極的に歯周治療に取り組み、さまざまな症例に対して日々奮闘しております。一般歯科に勤務し、歯周治療に携わる歯科衛生士であれば、侵襲性歯周炎の患者に出会い、悩む事もあるのではないでしょうか。この症例は、私が初めて担当させて頂いた侵襲性歯周炎の患者ですが、歯周外科処置を行わずにどうやったら病状安定に導くことができるのか歯科衛生士として深く考えさせられました。私は、歯科衛生士になって9年目になります。まだまだ未熟で経験不足ですが、歯周病学会認定歯科衛生士の資格取得に向けてのチャレンジや、今回のような学会でのポスター発表の参加に導いてくれた、院長をはじめチーフには心から感謝しております。この賞を励みにこれからも知識と技術の向上に励み、患者の良好な全身状態の維持、そして地域医療の向上に貢献できるよう努力していきたいと思っております。本発表にあたり、多大なご協力やご指導をいただきましたグリーン歯科クリニック、そして邑久光明園の新井英雄先生に心から感謝します。歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の関係者の皆様にお礼を申し上げます。」

松盛恵美さん、ベストハイジニスト賞の受賞本当におめでとうございます! 松盛恵美さんの今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント(株)は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学界ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。