アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第33回受賞 2022/09 受賞者 石田 房子さん

2022.09.01
受賞者の石田房子さんの代わりに出席された滝川雅之先生(左)弊社東北営業所所長・菅原(右)
受賞者の石田房子さんの代わりに出席された
滝川雅之先生(左)、弊社東北営業所所長・菅原(右)

第65回秋季学術大会を2022年9月2日(金)3日(土)の2日間、宮城県仙台市青葉区にございます仙台国際センターにて開催致しました。
弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の33回受賞者に岡山県岡山市の三宅医院グループ三宅ハロー歯科にご勤務の石田房子さんが選出されました。
この度受賞された石田房子さんは、日本歯周病学会第65回春季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「急激なHbA1c値の悪化に重度歯周炎症の関与を疑った一症例」と題し発表されました。
残念ながら今回の仙台での授賞式はご都合が悪く出席することが出来ませんでしたが、勤務先の滝川院長先生から代わりにお祝いコメントを頂きました。
ここに栄えある第33回ベストデンタルハイジニスト賞を受賞されました石田房子さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。

この度はこのような栄誉ある賞を頂きまして大変光栄に思います。
日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社、皆様に心よりお礼申し上げます。
本症例は緊密な医科歯科連携によって、早期に専門的歯周治療介入を行えたことが良好な血糖値の改善につながったと考える症例です。
本患者は、血糖値の急激な悪化をかかりつけ内科で指摘されました。そして、岡山大学病院糖尿病内科へ紹介され、教育入院しました。糖尿病専門医から、歯周病検査の必要性を指摘され、岡山大学病院歯周科へ紹介されました。歯周科での歯周検査において、重度の歯周炎の進行を指摘され、専門的な歯周治療の介入が必要と判断されました。
そのため、自宅から通院されやすい当院での加療を希望され、受診に至りました。
当院には岡山大学病院歯周科のドクターが勤務されており、大学病院歯科との連携もスムーズにできました。歯周基本治療が終了する頃には、抜歯しなければならないかもと言われた歯の動揺が改善され、最終的には1本も抜歯せずに治療を行い、何でも咬めるようになったと喜んでおられました。咬めるようになった事で食事内容も変わり、血糖値の改善につながったと考えます。
このように歯科衛生士が歯周治療に介入した事で歯周病の改善はもちろん、短期間での血糖値の改善に貢献できた事は大変嬉しく思います。本発表にあたり、ご指導いただきました岡山大学病院歯周科の大森一弘先生はじめ、関わってくださった方皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

石田房子さん、第33回ベストデンタルハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
石田房子さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストデンタルハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストデンタルハイジニストアワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。