アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第34回受賞 2023/05 受賞者 岩坂 美宥さん(福岡歯科大学医科歯科総合病院 勤務)

2023.06.19
受賞されました岩坂美宥さん(右)
弊社四国営業所所長・石井(左)

2023年525()から527()の日程で、第66回春季日本歯周病学会学術大会が徳島大学大学院医歯薬学研究部歯周歯内治療学分野、湯本浩通教授を大会長として開催されました。

弊社スポンサーシップにより制定されております歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の第34回受賞者に、福岡歯科大学医科歯科総合病院 歯科衛生士部にご勤務の岩坂美宥さんが選出されました。
この度受賞された岩坂美宥さんは、日本歯周病学会第66回秋季日本歯周病学会学術大会の歯科衛生士症例ポスターにて「歯周基本治療で改善が見られた侵襲性歯周炎患者の一症例」と題し発表されました。

ここに栄えある第34回ベストデンタルハイジニスト賞を受賞されました岩坂美宥さんのお喜びの声をご紹介させて頂きます。

 

この度はこのような栄誉ある賞を頂き、ありがとうございます。
日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社のみなさまに心よりお礼申し上げます。
今回、歯周基本治療で改善が見られた侵襲性歯周炎患者の一症例について発表させていただきました。
本症例は侵襲性歯周炎であることから、急速に進行すること、また少量のプラーク残存でも過剰に宿主反応をみせるためプラークコントロールを徹底する必要があることを患者様に説明しました。
セルフケアの質を高めるため、週に一度歯垢染色液を用いた口腔衛生指導を行い、自宅でのブラッシング時にも歯垢染色液を使用していただきました。歯周基本治療とプラークコントロールの徹底により歯周ポケットの改善が見られ、現在は3ヶ月に一度のSPTで経過を見ています。本症例から侵襲性歯周炎はSRP、プラークコントロールの維持により非外科的歯周治療で改善ができることが分かりました。今後も患者様のモチベーションを保ちつつ適切な処置を行いながらSPTを継続していく予定です。
本発表にあたり多大なご協力、ご指導を頂きました福岡歯科大学の金子高士教授、またスタッフのみなさまに深くお礼申し上げます。今回の授賞を励みにより一層努力し、今後も歯科衛生士として患者様のQOL向上に貢献していきたいと思っております。
この度は誠にありがとうございました。

 

岩坂美宥さん、第34回ベストデンタルハイジニスト賞受賞おめでとうございます!
岩坂美宥さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

タカラベルモント株式会社は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストデンタルハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストデンタルハイジニストアワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストデンタルハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。