アワード
#ベストデンタルハイジニスト アワード

第11回受賞 2011/11 受賞者 由利 啓子さん (東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科衛生保健部勤務)

2011.11.01
(写真右)受賞の由利啓子さん(中)、渋谷俊昭先生(左)、弊社福澤事業部長(右)

(写真右)受賞の由利啓子さん(中)、渋谷俊昭先生(左)
弊社福澤事業部長(右)

受賞の由利啓子さん

2011年9月24日(土)海峡メッセ下関におきまして、第54回秋季日本歯周病学会総会及び学術大会が開催されました。弊社スポンサーシップにより制定されています歯科衛生士向け奨励賞「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の第十一回受賞者に、東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科衛生保健部にご勤務の由利啓子さんが選ばれ表彰されました。

由利啓子さんは、第54回春季日本歯周病学会学術大会のポスター発表で、「患者のモチベーションの維持と継続的な口腔衛生指導の重要性を認識した重度慢性歯周炎の一症例」とした演題にて、口腔衛生状態の維持に苦心することが多い重度の歯周炎患者の治療において、経過に沿って指導を行うことで良好な結果が得られた一症例について発表され、高く評価されたものです。

歯科衛生士教育講演の前に行われた表彰式では、最初に歯科衛生士関連委員会委員長の渋谷俊昭先生より表彰状が
、続いて弊社執行役員デンタル事業部長福澤健次から
「タカラベルモント株式会社は「歯を大事にする患者・生活者を育てる歯科医院づくりを継続的に支援する」という事業方針の元、製品やサービスを提供させて頂いていますが、その中でも歯科衛生士の役割は重要。そういった意味で、ベストハイジニスト賞を通して歯科衛生士の皆さんの応援を続けさせて頂いています。」
とのメッセージとともに、記念のクリスタルトロフィーと奨励金を授与させて頂きました。

ここに由利啓子さんのお喜びのコメントをご紹介します。

「今回「患者のモチベーションの維持と継続的な口腔衛生指導の重要性を認識した重度慢性歯周炎の一症例」を、ベストハイジニスト賞として評価して頂き大変光栄に思っております。
重度の歯周炎患者の治療では治療期間が長期にわたり、動機づけ、身に付けた清掃方法を治療期間中維持していくことは容易ではなく、苦心することが多いと思います。
本症例では、口腔清掃の目的、目標をわかり易く伝え理解していただき、歯周治療終了後も清掃維持していけるようにその患者さんに合った必要最低限の清掃用具を習慣的に”使いこなす”ところまでサポートしていくことを目標として指導を行った症例です。
今回の症例発表の機会を与えていただき、ご指導して下さった歯科医師、歯科衛生士の先輩方に感謝しております。誰よりも、自分の口腔清掃に熱心に取り組んで下さった患者さんに感謝申し上げたいと思います。
そして、この賞を励みにこれからも患者さんのために勉強を続けて知識と技術の向上に励み、患者さんの良好な全身状態の維持と地域医療の向上に貢献できるよう努力していきたいと思っております。
最後になりましたが、日本歯周病学会ならびにタカラベルモント株式会社の関係者の皆様に御礼を申し上げます。」

由利啓子さん、ベストハイジニスト賞の受賞、本当におめでとうございます! 今後ますますのご活躍をお祈りします。

タカラベルモント(株)は歯科衛生士の皆さんを応援します。
皆さんも是非「日本歯周病学界ベストハイジニスト賞」にチャレンジして下さい。

「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」

弊社は、「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」の協賛企業として、
「タカラベルモント ベストハイジニスト アワード」を制定させて頂きました。

この「日本歯周病学会ベストハイジニスト賞」は、歯科医師のみならず歯周病分野には不可欠な存在である歯科衛生士に、もっともっと学会に参加して欲しい、そして活躍して欲しいとの同学会側の意向を受け、弊社が賛同した形で実現した賞です。